今回は、それぞれの違いを確認してみよう!
オートミールとシリアルの違いは何?
オートミールは、えん麦を押しつぶして加工したもの。
そしてシリアルは、穀物を押しつぶし、薄く加工したものを指します。
シリアルの種類には、大麦や小麦、とうもろこし、米などさまざまな種類があり、えん麦もこれに含まれます。
つまりオートミールは、数あるシリアルの中の一種なんです!
シリアルとして販売されている商品の多くが牛乳をかけて朝食にしたり、デザートに添えたりして使われますが、オートミールは主食として扱われることが多い、という違いがあります。
コーンフレークやミューズリー、グラノーラはどんなもの?
次に、シリアルと同じく混同しがちなコーンフレークやミューズリー、グラノーラについても詳しくみてみましょう。
コーンフレークはとうもろこしが原料のシリアルです。
オートミールと同じく、一つの素材のみで作られています。
これに対して、ミューズリーやグラノーラはシリアルにナッツやドライフルーツなどを加えたものです。
ミューズリーはオートミールやその他シリアルに、ナッツやドライフルーツを加えただけの状態。
グラノーラは、オートミールにナッツやドライフルーツを加えた後、はちみつやシロップをかけ加熱しているという特徴があります。
同じ売り場に並んでいることが多いため、つい仲間だと思ってしまいがちですが、コーンフレークはシリアルの一つ。
ミューズリーやグラノーラはオートミールやその他のシリアルへ、さらに別の食品を加えたブレンド商品です。
シリアルやミューズリーでも糖質制限できる?
オートミールは、シリアルの一種であることが分かりました。
それでは、オートミール以外のシリアルやミューズリー、グラノーラでも糖質制限ができるのでしょうか?
シリアルの種類を見てみると、大麦や小麦、とうもろこしなどの穀類が使われていることが分かります。
まずは、これらの糖質(100g当たり)を比較してみましょう。
コーンフレーク | 糖質82g |
大麦(バーリーマックス ) | 糖質40g |
小麦(ブラン) | 糖質50g |
玄米 | 糖質85g |
シリアルの糖質を見てみると、コーンフレークや玄米は糖質が高いため、ダイエットには不向きと言えます。
また大麦はオートミールのようにそのまま食べるのではなく、お米に混ぜて炊くケースが多いため、糖質が高くなってしまうでしょう。
小麦(ブラン)は、コーンフレークのように加工されたものが売られています。
ブランフレークは、1食分の糖質が19.9g
食物繊維も豊富なので、忙しい日の朝食などへ加えるのにぴったりです。
ちなみに、オートミールの糖質は1食当たり17,85g
ブランフレークよりも糖質が低く、米化すればお米の代わりに食べられるというメリットがあるため、cocoLepoでは、オートミールを推しています。
オートミールも良いけど、他のシリアルも食べたい。
糖質制限中で、食物繊維不足を感じている。という場合は、1食あたり11gの繊維が取れるブランフレークが強い味方に!
オートミールと合わせて、上手に活用していきましょう。
ちなみにミューズリーやグラノーラは、ドライフルーツ、甘味料が含まれているため、糖質制限向きではありません。
とはいえ、オートミールやナッツなど身体に良い素材が多く含まれていますので、頑張った自分へのおやつや、時間がない時の朝食などには最適です。
おやつや忙しい朝の朝食にする場合は、甘味料の入っているグラノーラではなく、ミューズリーを選ぶようにしましょう。